審査が通りやすいカードローンの通過率はどのくらいが目安なの?

お金を借りたいときに必ず通らなくてはいけないのが「審査」です。銀行カードローンや消費者金融からお金を借りるなら審査に通過するか心配という人も多いかもしれません。

ネット上では審査が甘い、誰でも借りれるカードローンがあるといった情報など様々ですが本当に審査の甘いカードローンがあるのか調べました。

審査が甘いカードローンはあるの?

結論から言うと、審査の甘いカードローンはありません。

審査を甘くすると返済できない人まで融資してしまう可能性があります。つまり返済できない人に融資するということは貸したお金が返ってこなくなってしまった場合には貸した側の消費者金融が貸し倒れをしてしまう可能性があります。

例えば、カーローンや住宅ローンなどで借りた人がお金を返せないという場合には車や住宅など「担保」を差し押さえればいいですが、カードローンは基本的に「担保・保証人なし」なので返済できなくなったときに差し押さえる担保がありません。

カードローンは個人の属性や信用情報を基準に貸し付けているので、当然審査は厳しく金利は高くなってしまいます。

実は消費者金融によって審査に通過し貸し付けられた割合を示す「審査通過率」には違いがあります。月次データで審査通過率を公表している消費者金融もありますので参考にして申し込む消費者金融を検討するのもいいでしょう。

大手消費者金融の審査通過率を調べました

一部の大手消費者金融はIRなどで審査通過率を公表しています。つまり、消費者金融ごとに申込んで審査に通過した人の割合がわかるので審査に通りやすい消費者金融が分かります。

月別の審査通過率を公表している大手消費者金融「プロミス」「アイフル」「アコム」の最新直近3ヶ月の審査通過率を調べました。

2019年12月 未公表
2019年11月 46.6%
2019年10月 46.9%

プロミスの月次データより

2019年12月 44.9%
2019年11月 43.6%
2019年10月 42.9%

アイフルの月次データより

2019年12月 42.1%
2019年11月 44.3%
2019年10月 43.1%

アコムマンスリーレポートより
各社で最新の審査通過率で直近3ヶ月のデータを比べると一番審査通過率が高いのは「プロミス」です。

とはいえ、三社を比べても数%しか変わらず、大体40%台の通過率ということであまり大きな差はありません。

しかし、カードローンの中には、ある特定条件を満たすと審査を優遇すると公表しているカードローンがあります。
楽天銀行カードローンでは「楽天会員のランク」よって審査の時に有利と公式サイトに記載がありますが、会員ランクによってどのように有利なのかは細かく記載されてはいません。

もし楽天会員でシルバー、ゴールド、プラチナ、ダイアモンドランクで銀行カードローンでお金を借りたいという人は楽天銀行カードローンの審査を受けてみるといいでしょう。

銀行カードローンよりも消費者金融のほうが審査がゆるい?

銀行カードローンで審査通過率を公表している金融機関はありません。ただ、銀行カードローンは保証会社をつけているところがほとんどです。

保証会社とは「金業者が貸したお金が返ってこない場合や延滞している場合に、その金額を代わりに支払う会社のこと」です。

カードローンは「担保・保証人」が不要です。つまり、保証会社が貸したお金が帰ってこない場合や延滞した場合にその金額を回収できないリスクを避けなければいけません。多くの銀行は審査や債権の保全のため保証会社に業務を委託しています。

銀行カードローンの保証会社一覧

銀行カードローン 保証会社
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 アコム株式会社
auじぶん銀行カードローン アコム株式会社
オリックス銀行カードローン 新生ファイナンシャル株式会社
新生銀行カードローン「レイク」 新生ファイナンシャル株式会社
三井住友銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
住信SBIネット銀行「MR.カードローン」 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社

このようにアコムやプロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)、レイクALSA(新生ファイナンシャル)などの消費者金融が銀行カードローンの審査を行っています。

つまり、審査基準は消費者金融の基準を元にしているのは間違いありません。ただ銀行カードローンの場合は消費者金融と比べると金利が数%低いです。例えば、三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックは、年1.8%~14.6%ですが、アコムは年3.0%~18.0%です。

バンクイックのほうがアコムよりも金利が低いわけですが、一般的に金利が低いほど審査が厳しくなります。

カーローンや住宅ローンで金利が低くお金が借りられるのは車や住宅などの「担保」があるからで返済できなくなっても「担保」を回収して貸し倒れを防ぐことができるからです。

カードローンは「担保・保証人不要」なので借りる人本人の属性や信用情報が特に大事になってきます。収入が安定している会社員、特に公務員や上場企業の社員などは銀行カードローンなどの審査で有利でしょう。

ただ、派遣会社の社員やアルバイトなどのフリーターでも銀行カードローンの審査に通ったというネット上での口コミはあります。

銀行カードローンのよくある質問でも「パート・アルバイトは申込できますか?」という質問に対して「原則安定した収入がある方であれば、お申込み可能です。」と回答があるので、まずは金利が低い銀行カードローンから申し込むというのはアリでしょう。

結論として借りやすいのは一番審査通過率が高い消費者金融のプロミスとなりますが、余裕がある方は金利が低い銀行カードローンから審査を申し込んだ後にプロミスの審査を受けてみてもいいでしょう。

中小消費者金融の方が借りやすいの?

消費者金融の中でも大手のプロミスやアコム、アイフルや中小のセントラルやフタバ、ダイレクトワンなど多数あります。

大手消費者金融の例

  • プロミス
  • アイフル
  • アコム
  • レイクALSA

中小消費者金融の例

  • セントラル
  • フタバ
  • ダイレクトワン
  • フクホー

中小消費者金融の金利は大手よりも高めに設定されています。大手消費者金融は審査時に自動診断をしているため返済能力の低い申込者は審査落ちしていますが、中小消費者金融は最初から人の手で審査をしています。

そのため、5年以内に金融事故を起こしていて信用情報に傷がある人は大手消費者金融の審査では落ちても、中小消費者金融では審査する人間が「申込者は現在の返済能力はある」と判断すれば審査に通過する可能性があります。

つまり、大手消費者金融で審査を落ちた方でも中小消費者金融なら審査に通る可能性があるため中小消費者金融のほうが借りやすいと言えます。

ただ、初めてお金を借りるという人がいきなり「中小消費者金融」から申し込む必要は全くありません。

結論としては、まずは金利が低い銀行カードローンや即日融資が可能な大手消費者金融から申し込んで審査に落ちてしまったときに中小消費者金融へ申し込んだほうがいいでしょう。

こちらも前項と同様に、〇〇の方が借りやすいといえる根拠を調べ、結論を出してください。

申し込みをする時期によって審査通過率が変わるって本当?

実はカードローンの申込み時期によっては審査に通りにくい、通りやすい時期があるという情報があります。

本当にそのような情報は合っているのか、大手消費者金融3社の2019年の審査通過率を月ごとにまとめました。

3社の審査通過率を月別で見ていくと、平均的に審査通過率が高いのは高い順から5月、2月、11月でした。逆に審査通過率が低いのは低い順から7月、3月、1月です。

審査通過率が高い月に関しては目立ったイベントが少ない月で目立ったイベントはゴールデンウィークくらいです。審査通過率が低い月のイベントといえば夏休み、引っ越しシーズン、年末年始などお金が必要な方が多い傾向にあります。

つまり、お金がないと困って申し込む方が多いのかもしれません。年末年始や年度末、夏休みなどの大型連休やお金が必要となる月は審査通過率が低い結果となりました。

その中で審査を申し込むなら平均的に審査通過率が高いプロミスがオススメです。

2019年 プロミス アコム アイフル
1月 42.0% 42.4% 43.6%
2月 44.4% 45.2% 45.0%
3月 42.9% 44.7% 42.5%
4月 44.5% 44.4% 42.4%
5月 46.0% 48.0% 44.0%
6月 45.2% 44.8% 43.1%
7月 43.6% 42.5% 41.5%
8月 45.3% 43.1% 42.7%
9月 46.3% 43.9% 43.7%
10月 46.9% 43.1% 42.9%
11月 46.6% 44.3% 43.6%
12月 42.1% 44.9%
平均 44.9% 44.0% 43.3%

最後に「審査なし」「審査通過率90%以上」とうたっているのはほぼ闇金業者です。違法な金利や取り立てで精神的にも追い詰められてしまいます。いくらお金が必要だからといって闇金からはお金を借りてはいけません。

銀行カードローンに落ちたら、大手消費者金融、中小消費者金融まで借りる先はとどめておくべきで、それでもどうしてもお金が足らない。お金が必要という状況であれば債務整理で借金を減額する方法を探したほうがいいでしょう。